飲食店で時々見かける激辛メニュー。人によっては、たまらない大好物だが、普段食べない人が挑戦するのはなかなかリスキーだ。

ちゃんと敷居をあげて、本格派だけの参戦を求めるためか、誓約書の提出を求める飲食店もある。

例えば、数々の激辛料理を堪能できる「赤い壺」(東京都港区)が提供している「ハバネロチヂミ」。店を最近訪問した大学生ショウタさんによると、以下の文言の誓約書にサインしたそうだ。

「赤い壺の激辛料理でたとえご自身の体調を崩したとしても、自分で決めた自己責任であることをここに認めます そしてこれからも唐辛子を憎まず、かわらずに辛い物が好きであることをお誓いいたします」

他にも、このような誓約書はたまに見かける。例えば、ロッテリアでは2018年に期間限定で「デス辛タンドリーチキンサンド」を販売した。挑戦者は「(店は)一切責任を負いません」と書かれた免責同意書へのサインが必要だったという。

同じ年、「石焼らーめん火山」も期間限定で激辛ラーメン「石焼灼熱 炎の旨辛ホルモンらーめん」を提供。挑戦者は同意書への署名が必須とされた。

一般論として、もし、このような誓約書にサインをしたうえで激辛料理を食べ、体調を崩して病院送りになった場合はどうなるのだろうか。誓約書があるかぎりは「自己責任」と割り切らなければならないのか。一藤剛志弁護士に聞いた。

病院送りになるような「激辛料理」を提供した責任は?

「まず、病院送りになるほどの激辛料理を売ることは、いかに辛さを売りにしていて、客も辛いことを了解していたとしても、客の生命・身体に対する損害を与えかねないものです。したがって、『債務不履行』といえるため、客は店に対して損害賠償を請求できると考えられます」

一藤弁護士はこのように説明する。つまり、店が必要な義務を果たしていないことから、「債務不履行」にあたるということだ。

ならば、今回のように「自己責任」と書かれている場合や「店は責任を負わない」などと書かれている場合、誓約書は効力がないということだろうか。

「法律では、『事業者の債務不履行により消費者に生じた損害を賠償する責任の全部を免除する条項』は無効とすると定められています(消費者契約法8条1項)。

このため、店が責任を完全に免れるような誓約書は無効になります。したがって、誓約書にサインしたか否かにかかわらず、客は店側に対して損害賠償を請求できると思われます」

客にも「落ち度」がなかったとはいいがたい

誓約書の記載が無効ならば、サインしても意味はない。そして、激辛料理を食べて病院送りになった客は、店側に対して損害賠償を請求できるということだ。では、損害賠償はどこまで認められるのだろうか。

「たとえば、病院の治療費や通院交通費などが考えられます。さらに、仕事を休むことになれば、その損害も認められるでしょう。

万が一、後遺症が残ることになれば、慰謝料に加え、後遺症が残ることで将来得ることができなくなった利益の賠償なども認められる可能性があるでしょう」

しかし、誓約書にサインしてまで、激辛料理に挑戦する客にも落ち度があるといえるのではないだろうか。

「まったく落ち度がないとはいえないでしょうね。被害者に過失(落ち度)があった場合は、これを考慮して損害賠償の額が定められることになっています(民法418条)。

客の過失の程度に応じて、損害賠償請求できる金額は制限を受けることになると思われます」

弁護士ドットコムニュース

【取材協力弁護士
一藤 剛志(いちふじ・つよし)弁護士
東京多摩地域を中心に一般民事、中小企業法務、家事、刑事など幅広く扱う。弁護士会多摩支部中小企業プロジェクトチーム座長、ITに関するワーキンググループ座長、公益社団法人立川法人会 監事

事務所名:弁護士法人TNLAW支所立川ニアレスト法律事務所
事務所URLhttp://www.tn-law.jp/tachikawa/index.html

超激辛メニュー「誓約書」に同意して挑戦…腹痛地獄で入院してもホントに自己責任?


(出典 news.nicovideo.jp)

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(出典:STARTT.jp)



(出典 ja.chili2mag.com)



<このニュースへのネットの反応>

客の生命・身体に対する損害を与えかねない から誓約書を書いてもらってるんじゃないの? 教えてえらいひと!


そりゃあわざわざ自分から腹を壊すような物を食べるんだから自己責任だろ契約書まで用意してるんだから尚更だよ。


じゃあ許可制だな。食べきれたら認定書を渡す。認定書を持ってきたら次の辛い奴に挑める。飛び級は無し。もう既に何処かがやってるが、あれがスタンダードになるのかもな。


食べた人が全員入院するなら店側の責任が大きいだろうけど、人によって違うなら自分の体調も加味して誓約書に同意しなければならないような気もするが。


こういうので文句を言う人って、騒音とかが激しいところに移り住んできて「騒音公害が~!」とか騒いでいる人に通じるものがあると思うぞ。


いくら誓約書書かせても限度があるだろ。誓約書が全てなら法律なんてあんなにいらないし、脱法行為やりまくりだろ。


判例無いとわからん感じかな流石に入院までされたら誓約でカバーできんと思うけどなぁ翌日ちょっと腹痛続きました。とかなら通るだろうが


そもそも激辛って言われてるんだから少量食べてみて無理かどうか判別する知能は残っていないのだろうか


誓約書じゃなくてただの紙にサインしてるだけじゃん


食べ物で遊ぶな


>誓約書じゃなくてただの紙にサインしてるだけじゃん それを誓約書というんですがそれは・・・


COCO壱のカレーの辛さって一定以上の辛さは一度食べて認定証もらって次からは認定証提示必須ってまだやってるんだったっけ?


だったら初めから食うなバカ、法律云々ではない。自分の意思で、全て覚悟の上でやったことだろ。てめーのケツくらいてめーで拭け


そんなもので商売するなってことだね


一方的に不利な契約は結べない(無効)的な話を聞いた事あるな。とは言え「知らなかった」が通じない状況であり「騙された」訳でもない以上訴える理由は何とする気だ?


店側の保険として誓約書を用意してるのに客が耐えられなかったら責任取れ、ってのがまかり通ると度を越した激辛やチャレンジメニュー的なものが委縮されかねない気がするなぁ…激辛苦手だけどw


某番組の影響でこういう事案が増えてるんだろうなあ・・・店側もやらなくて良いリスクを踏んでるし、客も考えなし過ぎるだろ。


いい加減にしろ


何のための誓約書だよ。頭悪すぎんだろ


何の為の誓約書だと思ってるのか、危険がないと店側が判断したなら態々契約書なんて作らないよな。


誓約書とは?


バカなの?


最初から入れるんじゃなくてトッピングで激辛調味料かける方式にすればユーザーの匙加減次第だから自己責任になるんですかね…?


免責の根拠にしてる契約書が無効だから普通に損害賠償責任を問われます。無効な理由は本文にもありますが、公序良俗に反したりそもそも違法であったりする契約は無効。契約自由の原則も法で制限される事はある、例えば奴隷契約、暴利の金銭貸借、etc


一店舗で提供されてる商品な以上最低限健康を害さないものを出す責任はあると思うなその責任を放棄して飲食した結果何が起きたとしても自己責任ですよは客商売やる資格あるとも思えないが


店側『客は倒れたが』『私は平気で食べられる』『だから』『僕は悪くない』


まあ辛さの程度によるだろう、ほぼ全ての人間が健康被害被るのが明らかなレベルなら記事の弁護士の意見は個人的におかしいとは思わない。当事者が納得しなければ結局は裁判で個別に白黒つける事になる、そうならない段階ではただの推測。


これ本当に正しいの?出してくるのは一定の人は完食できてその後支障もきたさない、紛れもない「食べ物」であって、全部食べなきゃペナってわけでもないのに自分の体が耐え切れないほど食べて腹下すんでしょ?何が契約不履行なんだ?


激辛にしろ大盛にしろ、自分の限界を踏まえたうえで頼むものでは?興味本位や罰ゲームで頼んで食べれないのは自己責任だと思う。某カレー屋で1辛すら喰えんくせに人の5辛を食べて悶絶したり、某ラーメン屋でも残す前提で野菜マシマシを頼むアホンダラも居るし、お店に迷惑云々より身の程を弁えた注文をしてほしいものですね。


やったことないんだがスカイダイビングとかバンジージャンプって一回飛ぶたびに誓約書とか書いてんの?